フリーダムランド [映画2008]
フリーダムランド (2006) 【監督】ジョー・ロス 【出演】サミュエル・L・ジャクソン / ジュリアン・ムーア / イーディ・ファルコ / ロン・エルダード / ウィリアム・フォーサイス / アーンジャニュー・エリス / アンソニー・マッキー / ラターニャ・リチャードソン / クラーク・ピータース / ピーター・フリードマン / ドメニク・ランバルドッツィ |
[60点]「山場はどこ?」
黒人男性にカージャックされた白人女性、車の中には息子がいたと発言したことから事件は大規模に、そして事件は意外な方向へ。
ブレンダが秘密を隠しているのは丸わかりなのでいったい何を隠してるだろうと途中までは良い感じで盛り上がる、そしてどうなる!!を何回か繰り返してなぜかエンディングを迎えてしまった。うーん消化不良な感じで残念。
子供捜索のボランティアとブレンダとの会話のシーンが良い、個人的にはあそこが一番の盛り上がったところでありました。
黒人男性にカージャックされた白人女性、車の中には息子がいたと発言したことから事件は大規模に、そして事件は意外な方向へ。
ブレンダが秘密を隠しているのは丸わかりなのでいったい何を隠してるだろうと途中までは良い感じで盛り上がる、そしてどうなる!!を何回か繰り返してなぜかエンディングを迎えてしまった。うーん消化不良な感じで残念。
子供捜索のボランティアとブレンダとの会話のシーンが良い、個人的にはあそこが一番の盛り上がったところでありました。
エクステ [映画2008]
エクステ (2007) 【監督】園子温 【出演】河野智典 / 山本未来 / 満島ひかり / 佐藤めぐみ / つぐみ / 町本絵里 / 佐藤未来 / 栗山千明 |
[60点]「けっこう毛だらけ」
臓器売買の犠牲になった少女の呪いが髪の毛(エクステ)を通じて人々を恐怖に陥れる様を描いたホラー。
少女の呪いが髪の毛を通じて伝わっていくという点は面白く、髪の毛を使った表現もなかなかリアルで怖い。お姉ちゃんのイラッとさせる演技も非常に上手い。しかしこの映画の本当の恐怖は大杉漣のぶっとんだ怪演であります。少女の呪いも髪の毛の恐怖もすべて霞んでしまうほどスゴイ。コワ面白いとでも言えばいいのか。
エクステがどれほど流行ってるのか知らないけど冒頭の髪一杯のコンテナ、あれが本当ならそれが普通に不気味。
臓器売買の犠牲になった少女の呪いが髪の毛(エクステ)を通じて人々を恐怖に陥れる様を描いたホラー。
少女の呪いが髪の毛を通じて伝わっていくという点は面白く、髪の毛を使った表現もなかなかリアルで怖い。お姉ちゃんのイラッとさせる演技も非常に上手い。しかしこの映画の本当の恐怖は大杉漣のぶっとんだ怪演であります。少女の呪いも髪の毛の恐怖もすべて霞んでしまうほどスゴイ。コワ面白いとでも言えばいいのか。
エクステがどれほど流行ってるのか知らないけど冒頭の髪一杯のコンテナ、あれが本当ならそれが普通に不気味。
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい [映画2008]
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい (2007) 【監督】ジョー・カーナハン 【出演】ライアン・レイノルズ / レイ・リオッタ / アリシア・キーズ / アンディ・ガルシア / ジェレミー・ピヴェン / コモン / ベン・アフレック / ピーター・バーグ / タラジ・ヘンソン / クリス・パイン / マーティン・ヘンダーソン / ジェイソン・ベイトマン / ネスター・カーボネル / ジョセフ・ラスキン / ジョエル・エドガートン / トミー・フラナガン / マシュー・フォックス |
[70点]「本当にいっぱい」
報酬100万ドルの暗殺を巡るFBIと暗殺者たちの攻防を描くアクション。
冒頭にターゲット、FBI、暗殺者の皆さんが一挙に登場するので人物関係の把握が少々厄介。でもその多さが中盤以降のさまざま人物のすれ違いを面白くしている。ガンアクションも派手でいい。ラスト付近にガラッと雰囲気が変わるのは個人的には微妙。あの終わり方も良いけど是非とももう一暴れしてほしかったとも思う。
ベン・アフレックは何処にいた?
報酬100万ドルの暗殺を巡るFBIと暗殺者たちの攻防を描くアクション。
冒頭にターゲット、FBI、暗殺者の皆さんが一挙に登場するので人物関係の把握が少々厄介。でもその多さが中盤以降のさまざま人物のすれ違いを面白くしている。ガンアクションも派手でいい。ラスト付近にガラッと雰囲気が変わるのは個人的には微妙。あの終わり方も良いけど是非とももう一暴れしてほしかったとも思う。
ベン・アフレックは何処にいた?
X-ファイル:真実を求めて [映画2008]
X-ファイル:真実を求めて (2008) 【監督】クリス・カーター 【出演】デヴィッド・ドゥカヴニー / ジリアン・アンダーソン / アマンダ・ピート / ビリー・コノリー / イグジビット / アダム・ゴドリー / カラム・キース・レニー / アレックス・ディアカン / ニッキー・エイコックス |
[70点]「帰ってきた」
まさかのXファイル劇場版第2作目。テレビシリーズは大好きでした。
劇場版ではあるが話のスケールは小さめでテレビ版のスペシャルといった感じ。テレビシリーズの流れはおいといて怪事件の調査もののなっているのは単発ものであるのでまあ残念だけど仕方ないところ。
あのすっきりしないどんよりとしたラストも健在、ああこれがXファイルだ。
個人的にはモルダーとスカリーを新作と言う形で見れてそれだけで満足。ああスキナーがおいしいとこもっていったなあ。
まさかのXファイル劇場版第2作目。テレビシリーズは大好きでした。
劇場版ではあるが話のスケールは小さめでテレビ版のスペシャルといった感じ。テレビシリーズの流れはおいといて怪事件の調査もののなっているのは単発ものであるのでまあ残念だけど仕方ないところ。
あのすっきりしないどんよりとしたラストも健在、ああこれがXファイルだ。
個人的にはモルダーとスカリーを新作と言う形で見れてそれだけで満足。ああスキナーがおいしいとこもっていったなあ。
初恋 [映画2008]
初恋 (2006) 【監督】塙幸成 【出演】宮崎あおい / 小出恵介 / 宮崎将 / 小嶺麗奈 / 青木崇高 / 柄本佑 / 松浦祐也 / 藤村俊二 |
[60点]「ほろ苦い」
三億円事件をビックリな解釈で送り出した同名小説の映像化。
題名からしてもう少しラブストーリーかと思ったが全然そんなことはなかった。純愛といえばそうなるのかも知れないけど。
彼女の初めての居場所になる「喫茶B」、どうもここの面々の存在が薄いのが残念。各キャラとの繋がりの描写がないのであんまり居心地良さそうに見えない。お兄ちゃんもいるのにそこらだけでも掘り下げてほしかった。それだけにその居場所が無くなったときの喪失感がイマイチで次への展開がちょっと強引な気がした。
三億円事件でも時代は変えられなかったけど、みすず自体はきっと変わることができたんだろうと思わせるラストは好きです。
劇中の兄役の人は実兄なのね。
三億円事件をビックリな解釈で送り出した同名小説の映像化。
題名からしてもう少しラブストーリーかと思ったが全然そんなことはなかった。純愛といえばそうなるのかも知れないけど。
彼女の初めての居場所になる「喫茶B」、どうもここの面々の存在が薄いのが残念。各キャラとの繋がりの描写がないのであんまり居心地良さそうに見えない。お兄ちゃんもいるのにそこらだけでも掘り下げてほしかった。それだけにその居場所が無くなったときの喪失感がイマイチで次への展開がちょっと強引な気がした。
三億円事件でも時代は変えられなかったけど、みすず自体はきっと変わることができたんだろうと思わせるラストは好きです。
劇中の兄役の人は実兄なのね。
セレニティー [映画2008]
セレニティー (2005) 【監督】ジョス・ウェドン 【出演】ネイサン・フィリオン / ジーナ・トレス / アラン・テュディック / モリーナ・バッカリン / アダム・ボールドウィン / ジュエル・ステイト |
[60点]「元ドラマちょっと観たい」
TVシリーズの映画版のためか説明無いまま冒頭から急展開でやや置いてけぼり感がある。そこをついていければ話自体は王道ものなので困ることはないかと。
悪役にあたる人物のラストの豹変ぶりなどご都合的主義的な展開がやや見受けられるけど久しぶりな宇宙モノであるのでそれなりに楽しめた。
お手軽な宇宙冒険活劇としては好きな部類、TVシリーズは打ち切りなのに映画版ができるほど一部に人気があったと聞くけど何となく分かるような気がする。
それにしても宇宙船の扉とかところどころにカタカナが見受けられるのはなんなんだろう。
TVシリーズの映画版のためか説明無いまま冒頭から急展開でやや置いてけぼり感がある。そこをついていければ話自体は王道ものなので困ることはないかと。
悪役にあたる人物のラストの豹変ぶりなどご都合的主義的な展開がやや見受けられるけど久しぶりな宇宙モノであるのでそれなりに楽しめた。
お手軽な宇宙冒険活劇としては好きな部類、TVシリーズは打ち切りなのに映画版ができるほど一部に人気があったと聞くけど何となく分かるような気がする。
それにしても宇宙船の扉とかところどころにカタカナが見受けられるのはなんなんだろう。
7人のマッハ!!!!!!! [映画2008]
七人のマッハ!!!!!!! (2004) 【監督】パンナー・リットグライ 【出演】ダン・チューポン / ピヤポン・ピウオン / アモーンテープ・ウェウセーン / ラッタナポーン・ケムトーン / ゲーサリン・エータワッタクン / ナンタワット・ウォンワニットシン / スーブサック・パンスーブ / ソムラック・カムシン / サシサ・ジンダーマニー / シニー・ナーンウォンプロム |
[70点]「痛いって」
タイ製超絶アクション映画。
冒頭のシーンでタイ製アクションが健在なところを見せつけた後、核ミサイルがどうのこうのと少々先行きが心配なったけどタイ国家?斉唱のあとからもう本番。ストーリーなんてどうでもいいと言わんばかりのアクションの連続。まあスポーツ競技を利用したアクションは少々笑みも浮かびますがそれはご愛嬌。思わず画面に釘付けです。
ジャッキー・チェンのアクションは「スゴイ!」って思うんだけどこの映画の場合は「イタイッ!」って思ってしまう。やっちゃいけないことやってるような、蹴っちゃいけないとこ蹴ってるような、そんなアクション。一見の価値はあるかと。
しかしムエタイ怖い、というか最強?
タイ製超絶アクション映画。
冒頭のシーンでタイ製アクションが健在なところを見せつけた後、核ミサイルがどうのこうのと少々先行きが心配なったけどタイ国家?斉唱のあとからもう本番。ストーリーなんてどうでもいいと言わんばかりのアクションの連続。まあスポーツ競技を利用したアクションは少々笑みも浮かびますがそれはご愛嬌。思わず画面に釘付けです。
ジャッキー・チェンのアクションは「スゴイ!」って思うんだけどこの映画の場合は「イタイッ!」って思ってしまう。やっちゃいけないことやってるような、蹴っちゃいけないとこ蹴ってるような、そんなアクション。一見の価値はあるかと。
しかしムエタイ怖い、というか最強?
守護神 [映画2008]
守護神 (2006) 【監督】アンドリュー・デイヴィス 【出演】ケヴィン・コスナー / アシュトン・カッチャー / ニール・マクドノー / メリッサ・サージミラー / クランシー・ブラウン / セーラ・ウォード |
[70点]「22人」
レスキュー隊の英雄的なベテランと訓練生との絆を描いた作品。
ストーリー的にはややお約束のパターンではあるが海のシーンは迫力抜群で口の中がしょっぱくならんばかりだし十分楽しめた。
最後に救出された人の台詞が心をうつ、と同時に冒頭に語る伝説の意味を理解しウルウルくる。なのにその後のシーンで少々興ざめる。個人的にはあのシーン要りません。
それにしても最近のケヴィン・コスナーは渋くていい、ちょい前まではあんまり好きではない役者だったのに。
レスキュー隊の英雄的なベテランと訓練生との絆を描いた作品。
ストーリー的にはややお約束のパターンではあるが海のシーンは迫力抜群で口の中がしょっぱくならんばかりだし十分楽しめた。
最後に救出された人の台詞が心をうつ、と同時に冒頭に語る伝説の意味を理解しウルウルくる。なのにその後のシーンで少々興ざめる。個人的にはあのシーン要りません。
それにしても最近のケヴィン・コスナーは渋くていい、ちょい前まではあんまり好きではない役者だったのに。
ザ・ダーク [映画2008]
ザ・ダーク (2005) 【監督】ジョン・フォーセット 【出演】マリア・ベロ / グウェニス・ペティ / モーリス・ローヴ / リチャード・エルフィン / ショーン・ビーン / ソフィー・スタッキー |
[60点]「真っ暗闇」
話の中にウェールズの神話がベースのようなくだりが
ありますが本当にあるんでしょうか。
娘を助けるために「あっちの世界」に乗り込む母親、その勢いであっさりハッピーエンドと思ったんですけどねえ。タイトルに恥じることないダークなエンディングでした。
エンディングは決して好きなパターンでないけどそこさえ気にしなければ夏か秋の夜長に観ると良いかも、ちょっとタイミング遅かったかな。
話の中にウェールズの神話がベースのようなくだりが
ありますが本当にあるんでしょうか。
娘を助けるために「あっちの世界」に乗り込む母親、その勢いであっさりハッピーエンドと思ったんですけどねえ。タイトルに恥じることないダークなエンディングでした。
エンディングは決して好きなパターンでないけどそこさえ気にしなければ夏か秋の夜長に観ると良いかも、ちょっとタイミング遅かったかな。
パフューム ある人殺しの物語 [映画2008]
パフューム ~ある人殺しの物語~ (2006) 【監督】トム・ティクヴァ 【出演】ベン・ウィショー / ダスティン・ホフマン / アラン・リックマン / レイチェル・ハード=ウッド / アンドレス・エレーラ / サイモン・チャンドラー / デヴィッド・コールダー / カロリーネ・ヘルフルト |
[60点]「静かな狂気」
天才的な嗅覚をもった男のお話。
「少女の香りの保管」という欲望を達成するため殺人すら厭わない。話としてはかなりエグイ話ではあるのだけどあまりにもそれが当然のように、材料のひとつのように淡々と行っているため表面的にはあまりエグサは出てこない。まあそれはそれでエグイんだけど。
冒頭、関わった人が彼の存在を打ち消すようにどんどん非業の死を遂げていくあたり、彼の運命をあらわしている様でどうも怖かった。冷酷的に淡々と欲望を達成するために行動する前半にくらべ、後半は雰囲気が変わる。特に処刑場以降はなにか違和感が残る。あんなことをしたいために大量連続殺人を犯したのかなあ?
ダスティ・ホフマンはクレジットまで気が付きませんでした。
天才的な嗅覚をもった男のお話。
「少女の香りの保管」という欲望を達成するため殺人すら厭わない。話としてはかなりエグイ話ではあるのだけどあまりにもそれが当然のように、材料のひとつのように淡々と行っているため表面的にはあまりエグサは出てこない。まあそれはそれでエグイんだけど。
冒頭、関わった人が彼の存在を打ち消すようにどんどん非業の死を遂げていくあたり、彼の運命をあらわしている様でどうも怖かった。冷酷的に淡々と欲望を達成するために行動する前半にくらべ、後半は雰囲気が変わる。特に処刑場以降はなにか違和感が残る。あんなことをしたいために大量連続殺人を犯したのかなあ?
ダスティ・ホフマンはクレジットまで気が付きませんでした。