カルテット！人生のオペラハウス [映画2015]
 | カルテット！人生のオペラハウス (2012) 【監督】ダスティン・ホフマン 【出演】マギー・スミス / トム・コートネイ / ビリー・コノリー / ポーリーン・コリンズ / マイケル・ガンボン / ギネス・ジョーンズ / シェリダン・スミス / アンドリュー・サックス |
[70点]「さぁ、クライマックスはこれから」引退した音楽家たちが老後を過ごすビーチャム・ハウス。ここ数年資金不足によりハウスの運用が厳しくなり閉鎖の危機を迎えている。そこでハウスを守るためコンサートを開き資金を稼ぐことに。同じころ、かつての大スターであるジーンが新たな入居者としてやってくる。
自分らが住むハウスを守るため元音楽家たちがコンサートを開くために奮闘するさまコメディを交えながら描く感動作。監督は今作品が初となるダスティ・ホフマン。主演はかつての大スター、ジーンにマギー・スミス、その旧友たちにトム・コートネイ、ビリー・コノリー。
オペラとかクラッシックなどには縁遠い自分ではあるけれど気になって鑑賞。ストーリー的には王道でなんのハプニングもないけれど最後までゆったりと観ることができた。どのシーンでも片隅で歌ってたり音楽を演奏してたりとなんか心地よかった。ミュージカルなものよりこっちのほうが耳に馴染むのは年取った証拠なのか。
寄生獣 完結編 [映画2015]
 | 寄生獣 完結編 (2015) 【監督】山崎貴 【出演】染谷将太 / 深津絵里 / 橋本愛 / 新井浩文 / 岩井秀人 / 山中崇 / ピエール瀧 / 豊原功補 / 大森南朋 / 北村一輝 / 國村隼 / 浅野忠信 |
[70点]「なぜ、生まれてきたのだろう」謎の寄生生命体「パラサイト」が出現した地球。右手にその寄生生物「ミギー」を宿す高校生の泉新一は母の敵討ちと言わんばかりにパラサイト狩りを行う毎日。ある日、誰かに尾行されていることに気付いた新一はその男を捕まえて目的を聞く。するとその男の口から田宮良子－人間の子供を産んだパラサイトの名を耳にする。
人間を捕食するために存在する寄生生物パラサイト、そのパラサイトを右手に寄生させた高校生泉新一の戦いを描いた岩明均のヒット漫画を実写化。前作寄生獣からの続編。主演に染谷将太、共演に深津絵里、橋本愛。監督は山崎貴。
前半も見たので後半も鑑賞。「種を残せないパラサイト」の設定は流石でこれを軸としたストーリーは原作を読んでいても面白い、原作大勝利といったところか。ただ、後半からの急増するラブシーンの多さに疑問。必要なシーンなのは分かるが限られた時間の中で思うに長いような気が。それならミギーとの別れのシーンにもう少し使ってくれても良かったんじゃなかろうか。
ミギーの声は引き続き阿部サダヲ。
チャッピー [映画2015]
 | チャッピー (2015) 【監督】ニール・ブロムカンプ 【出演】シャールト・コプリー / デーヴ・パテル / ニンジャ / ヨーランディ・ヴィッサー / ホセ・パブロ・カンティージョ / ヒュー・ジャックマン / シガニー・ウィーバー / ブランドン・オーレット |
[70点]「ボクを…なぜ怖がるの？…」2016年、南アフリカ。犯罪多発都市となったヨハネスブルグでは政府が警察用ロボットを採用し目覚ましい効果を上げていた。そのロボットを開発した才能ある若きエンジニア、ディオンは更なるステップとしてAI搭載ロボットの製造を会社に提案するが却下されてしまう。そこで彼は会社には内緒でAI搭載ロボットの開発を行うが、完成間近になった「彼」をギャングに誘拐されてしまう。
ひょんなことからギャングに育てられることになった赤ん坊同然のAI搭載ロボット「チャッピー」の成長とそれを取り巻く人々のさまざまな感情を描くSFアクション。監督はニール・ブロムカンプ。主演は「チャッピー」の声とパフォーマンス・キャプチャーを担当したシャールト・コブリー、共演には若きエンジニア、ディオンにデウ・パテル、彼のライバル、ヴィンセントにヒュー・ジャックマン。
純粋無垢なAIを強盗が育てるという話は面白く、その末路に期待したんだけど途中から予想しない方向に展開し過ぎの感が。ある意味先の読めない展開であり最後まで目が離せなかったので十分楽しませてもらったが、やっぱりあのオチはやり過ぎかなあ。あと、クズな悪役なヒュー・ジャックマンを見れるのは珍しい、ボコボコにされる姿も含めて。
テンションの文字が気になって仕方なかった。
フォーカス [映画2015]
 | フォーカス (2015) 【監督】グレン・フィカーラ / ジョン・レクア 【出演】ウィル・スミス / マーゴット・ロビー / ロドリゴ・サントロ / ジェラルド・マクレニー / エイドリアン・マルティネス / ロバート・テイラー / B・D・ウォン |
[70点]「“視線”を盗め」新米詐欺師のジェスは一人レストランで食事をする男を獲物と定め色仕掛けを仕掛けるもあっさりと見破られてしまう。実はその男－ニッキーは凄腕の詐欺師だった。ニッキーはジェスの才能を見抜き、大きな仕事を控える自分の仲間に加える。順調に仕事を行う二人の関係はより深くなっていくのだが。
天才詐欺師が繰り広げる嘘と真実が飛び交う華麗な詐欺のテクニックを描くクライムコメディ。天才詐欺師ニッキーをウィル・スミスが、ヒロインのジェスをマーゴッロ・ロビーを演じる。
もう少しスリリングなお話しかと思っていたら、そうでもなかった。前半部分のスーパーボウルでのヤマでは良いピリピリ感があったので期待したんだけど、後半はラブコメディ調が強くなってしまった。まあ、ニッキーの口から出るウソに身を委ねて楽しむのもまた一考かと。
イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密 [映画2015]
 | イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密 (2014) 【監督】モルテン・ティルドゥム 【出演】ベネディクト・カンバーバッチ / キーラ・ナイトレイ / マシュー・グード / ロリー・キニア / アレン・リーチ / マシュー・ビアード / チャールズ・ダンス / マーク・ストロング |
[70点]「挑むのは、世界最強の暗号――」第二次世界大戦。ドイツ軍と戦う連合軍にとって戦争勝利のための鍵は暗号機「エニグマ」の解読であった。そんな中、イギリスではMI6のスチュアート・ミンギスの指揮のもとにエニグマ解読チームが組織され、天才数学者アラン・チューニングの姿もあった。アランは数学にかけては天才であったが社会性に乏しく、チーム内で孤立してしまう。しかしチームに途中から参加したジョーン・クラークの助けもあり周囲との溝を埋めていく。そして解読チームはまとまりをみせエニグマ解読のため奮闘を始める。
ドイツ軍が誇る暗号機「エニグマ」の解読に成功し、コンピューターの発明に貢献した天才数学者アラン・チューリングの栄光と悲運に満ちた人生を映画化。主演にベネディクト・カンバーバッチ、共演にはアランのよき理解者であるジョーンにキーラ・ナイトレイ、エニグマ解読チームの指揮するミンギスにマーク・ストロング。監督はモルテン・ティルドゥム。
「変わり者の天才」を地でいくようなアラン・チューリングの生涯をエニグマ解読のエピソードを軸に描いている。個人的にはエニグマをどのように解読したのかを丁寧に描いてくれるものと期待していたのでその点では残念。それでも、エニグマ解読の栄光とその後の苦悩、そして戦後の悲運と続く彼の生涯は本当に60年ほど前の話かと思うほど波乱に溢れていて見入ってしまう、が心が痛い。
キーラ・ナイトレイは相変わらずお綺麗で。
寄生獣 [映画2015]
 | 寄生獣 (2014) 【監督】山崎貴 【出演】染谷将太 / 深津絵里 / 阿部サダヲ / 橋本愛 / 東出昌大 / 岩井秀人 / 山中崇 / オクイシュージ / 池内万作 / 豊原功補 / 大森南朋 / 北村一輝 / 余貴美子 / 國村隼 / 浅野忠信 |
[70点]「日常は、ある日とつぜん、食べられた」ごく普通の高校生・泉新一は、深夜うたた寝しているときに腕に何か入ってきたような違和感を感じるが、急いで腕を縛って難を逃れる。翌朝、新一の右手が意識を持ち始める。ミギーと名乗る「彼」は本来なら脳へ侵入し、体全体を乗っ取るのが目的であったと話す。体の乗っ取りに失敗し、右手に居座るミギーと新一は奇妙な共生生活を始める。しかし、彼の周りでは体の乗っ取りに成功したミギーの同種らが密かに活動を始めていた。
岩明均原作の漫画を映像化。謎の寄生生物「パラサイト」が出現した地球を舞台に、平凡な高校生とその右腕に寄生した「ミギー」が生き残るために他のパラサイトたちとの戦いに挑む姿を描く。主演は染谷将太、共演に深津絵里、橋本愛。監督は山崎貴。2部構成の前半。
無難。原作は読了済みで、映像化すると聞いた時の想像の範囲をいい意味でも悪い意味でも超えてない無難な出来。邦画大作らしく出演陣が豪華で、原作の雰囲気を漂わせる演技が見られるのは悪くはない。話的には2部作の前半ということで何も完結してないのでやはり後半を見ないとコメントしにくい。見るかどうかはわからいけど。
ミギーの声は阿部サダヲ。
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション [映画2015]
 | エクスペンダブルズ3 ワールドミッション (2014) 【監督】パトリック・ヒューズ 【出演】シルベスター・スタローン / ジェイソン・ステイサム / アントニオ・バンデラス / ジェット・リー / ウェズリー・スナイプス / ドルフ・ラングレン / ケルシー・グラマー / ランディ・クートゥア / テリー・クルーズ / メル・ギブソン / ハリソン・フォード / アーノルド・シュワルツェネッガー / ケラン・ラッツ / ロンダ・ラウジー / グレン・パウエル / ヴィクター・オルティス / ロバート・ダヴィ |
[80点]「準備はいいか？ 頂上決戦（ワールドシリーズ）。」バーニー・ロス率いる最強の傭兵軍団「エクスペンタブルズ」。今回のミッションは大物武器商人ストーンバンクスの身柄確保。作戦は順調に進むものの、ストーンバンクを一目見たバーニーは冷静さを欠き、命を奪おうとするも反撃にあってします。ストーンバンクは「エクスペンタブルズ」の創設メンバーであり、最大の裏切り者だった。彼との戦いに挑むバーニーは、チームを解散すると言い出す。
おっさん仕様アクション映画第三弾。今回はかつての仲間との戦いに挑む。主演はおなじみシルヴェスタ・スタローン、共演もおなじみジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン他いっぱい。監督はパトリック・ヒューズ。
三作目。シリーズを重ねるたびにキャストが豪華になっていく。今作ではメル・ギブソン、ハリソン・フォードにウェズリー・スナイプスそしてアントニオ・バンデラスが参加とやっぱりとんでもない面子になってる。お話的にも若手との入れ替えなど見どころはたくさんあるけど、基本王道なので安心安全楽しい。かなりの大所帯になってけどスナイプスとバンデラスには居残りを希望したい。特にバンデラスのキャラが面白くて大事にしてほしい。
ジェット・リーが久しぶりに参戦してるけど、メル・ギブソンとリーと言えばリーサン・ウェポン４を思い出す。あの時のリーの強さと言ったら怖かった。
